【おうち焙煎】Kaleido Sniper M2でエチオピアアナエロビックを焙煎した話

小型の焙煎機「Kaleido Sniper M2」を購入してから2年半ほど経ちました。毎週のように焙煎していますが、特に不具合もなく楽しいコーヒーライフを送っています!

先日、日本にも正規代理店ができたらしく、手に入れやすくなったこちらの焙煎機。情報を求めて当ブログにアクセスしていただいている方も多いようなので、今回は実際にどんな感じで私が普段焙煎をしているのかを綴っていきたいと思います。購入を検討している方に少しでも実際の使用感をお伝えできれば幸いです。プロファイルに関しては完全に自己流ですので、あくまでひとつの参考としてご覧ください。

スペック等に関しては以前に以下の記事で紹介しているので、気になる人はチェックしてみてくださいね。

合わせて読みたい

かなり久々の更新になりましたが、手鍋での焙煎に物足りなさを感じ始め、少し前に新しく小型の焙煎機「Kaleido Sniper M2」を購入しました。 今回は手鍋焙煎から卒業して次のステップに行こう、という視[…]

 

今回焙煎する豆は…?

今回は、エチオピア ベンチ・マジG-1 ゲシャ・カルマチ農園 ナチュラルを焙煎していきます。

しばらく前にワタルさんで購入しましたが、これぞエチオピアナチュラル、といったフレーバーにストロベリーのようなジューシーさと酸味が合わさり、私とってもお気に入りの豆です。(残念ながら現在は販売していないようですが…)

焙煎機の最大容量は400gとなっていますが、私は220gで焙煎しています。

精製方法の影響なのでしょうか、欠けたような豆がちらほら。でも全体的に豆は綺麗で、粒も揃っています。

 

いざ焙煎!

・投入~中点

220℃まで余熱した後に火を落とし、豆をホッパーにセットして200℃まで下がったところで投入していきます。Bluetoothを使ってArtisanで操作することもできるのですが、私は基本的に付属のディスプレイを使って操作しています。

矢印マークがついているポイントがTemp Back(中点)。これは機械で自動で判断してマークしてくれます。今回は88℃でした。中点を超えたところでFire(火力)を70にして焙煎していきます。

Smoke(排気)はとりあえず0です。5刻みで設定できるのですが、5でも結構引きが強いので0~15くらいの間で調整しています。

Roller(ドラムスピード)は80に設定しています。初期設定は40ですが、あまりスピードが遅かったり投入量が少なかったりするととテストスプーンにうまく豆が乗ってくれないんですよね。

一応覗き穴の写真も載せておきます。ほとんど見ることはありませんが…笑

・水抜き終了、火力を上げる

161℃、7分手前で青臭い香りが香ばしさに変わってきました。ここからFireを90、Smokeを5に上げて焙煎を進めていきます。この豆はもともとが黄色っぽいので、特に序盤は見た目で焙煎の進行具合を見るのが難しいです…笑

 

・1ハゼへ

190℃を超え、1ハゼが近づいてきた辺りでFireを80に落としました。

203℃で1ハゼが始まりました。ここでSmokeを10にしました。

FC startのボタンを押すことで、左下のFC timeで1ハゼ開始からどれくらい時間が経っているのかを計測してくれます。

・焙煎終了、冷却

1ハゼが落ち着いてきたところで今回は焙煎終了です。

216℃、15分39秒でした。上の画像のDEV%はいわゆるDTR(Development Time Ratio=焙煎全体の時間に対する1ハゼ後の時間の割合)ですね。今回は15.4%でした。

豆を排出し、クーリングファンを回して冷却します。ファンは結構強力なのでこれくらいの量ならすぐに粗熱は取れます。音も結構パワフルですが…笑

 

焼き上がりは186.9gでした。15%ほど目減りしましたね。

こちらはチャフの受け皿。ナチュラルを1バッチ焙煎してだいたいこれくらいのチャフが溜まります。

 

本体の羽根を広げて冷却を促します。熱でドラムが膨張しているので、50℃以下になるまでしっかり冷ましてからドラムを止めます。いろんな角度からめっちゃ写真を撮ってみたのですが、ちょい下から煽るこの画角が個人的ベストショットでした…笑

 

まとめ

以上がKaleido Sniper M2の焙煎の一連の流れになります。いかがでしたでしょうか。

他の焙煎機を触ったことがないので比較対象がないのですが、少なくとも私はもう手鍋焙煎には戻れない身体になってしまいました。これからも色んな豆、色んなプロファイルを試して遊び倒してやろうと思いますよ…!

少しでも購入を検討している方の参考になれば幸いです!質問等ありましたらお気軽にコメント欄に書き込んでくださいね。お答えできる範囲で回答させていただきたいと思います!

 

最新情報をチェックしよう!