今回は最近僕がハマっている、蓋付きの片手鍋を使った珈琲豆の焙煎を紹介します。
いろんな方々がYouTubeやブログなどでおうち焙煎に関する紹介をしていますが、それを見よう見まねで何度か試しているうちに、自分の中でなんとなーくコツが掴めてきました。
片手鍋による焙煎のメリット・デメリット
自分で豆を焙煎するメリットとしては、
- 生豆から一杯のコーヒーになるまでの過程を楽しめる
- 焙煎された豆よりも生豆を買った方が安い
- 焙煎された豆よりも生豆の方が日持ちする
- 焙煎中の独特の香りが最高!
- 素人がやっても意外と美味しい!!
- 何よりたのしい!!!!!
こんなところでしょうか。書いてるだけでテンション上がってきました。
ちなみに一応デメリットも挙げておくと、
- チャフ(薄皮)が飛び散るので掃除が大変
- 深煎りにする場合、結構煙が出る
- 鍋を振り続ける必要があるため、腕が疲れる
- 夏場は暑い!
チャフはハンディタイプの掃除機があれば楽だと思います。僕は小ぼうきとちりとりでせっせと集めてます。
煙に関しては換気扇の近くであればそこまで気にならないかと思います。
腕の疲れに関しては筋トレと割り切りましょう。たまに反対の手で鍋を振るようにするとなお良し。焙煎しながらトレーニングできて一石二鳥。
暑さに関しては…終わったら煎りたてのアイスコーヒーをがぶ飲みしてクールダウンすれば問題ありませんね。逆に考えれば冬場は焙煎しながら暖も取れて、煎りたての美味しいホットコーヒーが飲めるので一石三鳥です。
ほら、デメリットなんてほとんどありませんよね?(威圧感)
用意するもの
おうち焙煎に必要なものはどれも安価で、代用の効くものばかりです。
- 生豆
- 蓋付き片手鍋
- カセットコンロ
- キッチンタイマー
- キッチンスケール
- ザル(粉ふるいなど)
- うちわ
・生豆
これがないと始まりません。Amazonや楽天で買えるのでお好みの生豆を用意してください。
・蓋付き片手鍋
何でもいいです。僕はダイソーで500円で買った16cmの鍋を使用しています。
・カセットコンロ
これも何でもいいです。ただし、キッチン備え付けのガスコンロは温度が上がった時に安全装置で強制的に火が弱まってしまうものがほとんどなので、そのような装置のついていないカセットコンロを使いましょう。
・キッチンタイマー
時間が測れればなんでも。スマホのタイマー機能で充分です。
・キッチンスケール
こちらも重量が測れれば何でも。毎回重さを測って、焙煎前後でどれくらい目減りしたかな?というデータを記録しておくと、焙煎の目安を掴むのに役立ちます。
・ザル
焙煎終わりの豆を冷却、およびチャフを払うのに使います。粉ふるいでも、竹ざるでも可。穴が大きいほど、冷却性能もチャフの分離性能も高まりますが、あまり穴が大きいと豆が落ちてしまうので注意。僕は園芸用のふるいを使ってます。
・うちわ
ザルにあけた豆をあおいで冷却を促します。サーキュレーターの風などをあてる人もいますね。
僕はたまたま家にうちわが見当たらず、ホームセンターに買いに行ったら鬼滅の刃のキャラが描かれているものしかなくて、なんだか買うのが恥ずかしくて家にあった十数年前に元カノがプレゼントしてくれた扇子であおいでます。出来上がった珈琲にほのかに甘酸っぱいフレーバーがするのはきっと気のせいです…確か昔ケータイショップでもらったボーダフォンの真っ赤なうちわがどこかにあったはずなんだけどなあ…引っ越したときに捨ててしまったのかな…笑
うちわとか扇子ってなかなか自分で買うもんじゃないよね。
レッツ焙煎!
これらの道具が揃ったら、もうあなたも焙煎士の仲間入りです。
長くなってしまったので、また次の記事で実際にコーヒー豆を焙煎する工程をご紹介したいと思います!