皆さんコーヒーライフいかがお過ごしでしょうか。
今回は私が買ってよかったと思うコーヒー器具の一つ、「ナイスカットG」を2年ほど使った感想を綴っていきたいと思います。
「ナイスカットG」を購入するまで、私は安価な手動のミルを使用していました。
「現在手動のミルを使っているけど、ちょっとお高い電動ミルってどうなの?」と購入を迷っている方へ、手動ミルとの比較も含めて使い心地をお伝えできればと思います。
「ナイスカットG」とは?
ナイスカットGは、ご存じカリタから発売されている電動のグラインダーです。
カリタ製品としては現在は「NEXT G2」というモデルが最新版のようなので、少し前のモデルになりますね。
私が今回購入したのは「ケスウィックグリーン」という限定カラー。
元々はインディアンレッドを購入するつもりだったのですが、Amazonで見かけて一目惚れしてしまいました。値段も他の色より5000円ほど高かったのですが、長い付き合いになると思ったので自分の気に入った色をチョイスしちゃいました。
「ナイスカットG」のここが良い!
・あっという間にコーヒー豆が挽ける
普段から電動ミルを使っている方は「あたりまえじゃないか」と思うかも知れませんが、
手動ミルで毎日数分間掛けてゴリゴリと豆を挽いていた私にとって、まず感動したポイントでした。
18gの豆を挽くのに20秒くらいですかね。細かい話をするとあまり速すぎても熱の発生がーとか静電気がーとか色々あるみたいですが…
とにかくお手軽に、挽きたての豆を使ってコーヒーを楽しむことができます。
・挽き目の調節が簡単!
手動のミルだと、モノによっては挽き目の調節が結構面倒だったりします。
分解しないといけなかったり、明確な目印が無くて好みの挽き目を探すのが大変。
ナイスカットGは、前面のダイヤルを回すだけで簡単に調節できます。
複数の抽出器具を使い分けたり、焙煎度によって挽き目を微調整したい人には必須レベルの機能ですね。
私は自分で焙煎をするようになってから、
「ちょっと狙ったよりも深く煎りすぎてしまって苦みが強すぎるから挽き目を粗くして飲んでみようかな?」
など、煎り具合のバラつきを挽き目でカバーするというアプローチをしながら楽しんでいます。
・お手入れが簡単!
これに関しては後述のデメリットの部分でも触れますが、豆を挽くとミル内部に粉が残ったりします。
これを分解して定期的に取り除く必要があるのですが、このメンテナンスが思っていた以上に簡単でした。
前面のネジを2つ外して、ダイヤル部分と回転カッター部分を外して付いた粉を払うだけで基本的にはOKです。
もっとパーツが多くてごちゃごちゃしてるのかな、めんどくさそうだな、と思っていたので拍子抜けしました(笑)
ナイスカットGの気になる点
・静電気問題
これは電動ミルとは切っても切り離せない問題だと思いますが、ナイスカットGでも静電気によって粉がくっつく問題はやはりあります。
ブラシでさっと払うだけなので正直私はそこまで気になってはいませんが、まだ静電気が本気を出す冬を迎えていないので・・・なんとも言えない部分でもあります(笑)
どうしても気になるという方は、静電気を抑える機能の付いた新しいモデルがありますのでそちらを検討しましょう。
・粉が内部に結構残る
前述した通り、挽いた後は内部に残った粉を取り除く必要があります。
しかし、この粉の量が結構あるんですよね…一杯分挽くごとに1gくらいは残ってるんじゃないか?ってレベルです。
これは水出しコーヒーを仕込むために、豆を80g挽いた後の写真です。
集めてみるとこんな感じ。結構ありますね。
また、日々複数の種類の豆を飲んでいる人にとっては、前回残った粉が混ざって味が変わっちゃうんじゃないの?という懸念点もあります。
初めて飲む豆だったり特別な豆を挽く前にはちゃんと掃除をしていますが、普段はこれも一つのブレンドだと思ってあまり気にしないようにしています…笑
まとめ
いかかでしたでしょうか。少しでもナイスカットGの魅力が伝われば嬉しいです。
決して安い買い物ではありませんが、より豊かなコーヒーライフを送ることができ、私は購入から2年経った時点で充分元はとったな、と大満足しています。
電動グラインダーの購入を検討している方、ぜひ参考にしてみてくださいね。