「カスカラ」ってなんだ?カスカラティー、カスカラシロップ、カスカラソーダの作り方

カスカラとは?

カスカラとは、コーヒーチェリーの果肉と皮の部分のことです。

要するに、種子であるコーヒー豆を取り出した後に残る部分ですね。

乾燥したものが通販でも売っていたので、実際に購入してみました。

見た目はこんな感じ。干しブドウのような甘く芳醇な香りがします。

いわゆるコーヒーの香りは全くありません。精製後の生豆とも違う香りですね。完全にドライフルーツです。

カスカラティーを飲んでみよう

カスカラは、お湯で抽出して紅茶のように楽しむことができます。

今回はカスカラ8gに熱湯を150ml注いで4分間待ちます。

甘い香りがさらにふわっと広がって美味しそう。

出来上がりです。

お味の方はというと、フレッシュな酸味と甘みが口の中に広がります。

紅茶のような渋みはあまりないかな。ルイボスティーくらいの、そこまで重たすぎずぐいぐい飲める感じ。新しいんだけどとても馴染みやすい味だと思います。普通に美味しい。

砂糖やミルクで甘さを足すとまた違った味わいが楽しめますね。

カスカラシロップの作り方

それではカスカラを使ってシロップを作ってみましょう。

今回はガムシロップを作る要領で、そこにカスカラを一緒に投入して煮出してみました。

材料

  • 水    100ml
  • 砂糖   100g (今回はきび砂糖を使用)
  • カスカラ 10g
鍋に材料を合わせ、とろみがつくまで煮詰めていきます。
完成したものがこちら。

なめてみると、ほんのりカスカラの酸味とフルーティな甘みを感じられます。

ただもう少しカスカラの風味が出てもいいのかな、といった感じ。

事前に時間をかけて濃いめに抽出したものを使ってもいいのかも知れません。また次回。

カスカラソーダを作ってみる

最近ちらほらとおしゃれなカフェで見かけるようになったカスカラソーダ。

カスカラシロップをソーダで割った冷たいドリンクです。

先ほど作ったシロップを使って作ってみましょう。

材料

・たっぷりの氷

・炭酸水      150mlくらい

・カスカラシロップ 大さじ2くらい

分量はざっくりです。甘さの調節などお好みで。

こんな感じです。シロップの比重があるので、上手に注げば綺麗に二層に分かれると思います。

お味の方は、フルーティな甘みと炭酸の刺激でさっぱり飲みやすい!これからの暑い季節に最高ですね。

なんていうんだろう、辛味のないジンジャーエールみたいな感じ??

柑橘系との相性も良さそうな気がします。レモンのスライスなんて浮かべるとオシャレですね。

スパイスやハーブと合わせても美味しいと思いますが、そこまでやるともはやクラフトコーラの領域に踏み込んでしまいそう…(笑)

まとめ

今回はコーヒーチェリーの果肉部分である「カスカラ」についてあれこれやってみました。

カスカラにはポリフェノールが豊富で身体にも良いみたい。

既にシロップになったものも売っているので、ぜひ興味のある方はいろんな飲み方にチャレンジしてみてください!